グッズデザイン制作

タゴール詩集『迷い鳥』アートグッズ展開

Goods Design

自主制作

制作期間:

5日

2026.06

担当範囲:

#リサーチ

#コンセプト作成

#デザイン

使用ツール:

Goal

「言葉の深み」を価値に変え、海外ECで選ばれるアートグッズの制作

Point-1

徹底的なリサーチに基づくテキスト考証

詩の原文に忠実なタイポグラフィ:

タゴールの詩集『迷い鳥』の一節をテーマにする際、ネット上の二次情報(名言集)の表現に満足せず、パブリックドメインの原文PDFを自ら検証。より正確な「CLOUDS come floating into my life from other days...」という表記を突き止め、採用しました。
死後70年を経てパブリックドメイン(知的財産権が消滅した状態)である権利関係の確認も含め、ただ言葉を拝借するのではなく、歴史的背景まで正しく理解した上で作品に組み込む誠実さを重視しました。

Point-2

商品化を見据えたマルチ展開とEC展開

Amazon MoDを想定した汎用性:

オンデマンド販売(Amazon MoD)の仕様を前提とし、スマホケースへの全面プリントだけでなく、Tシャツのバックプリントや胸元のワンポイント(シルエット化)など、グッズの特性に合わせた柔軟なグラフィック展開を行いました。単一のアートワークで終わらせず、商用プロダクトとして成立させるための「展開力」と、購買意欲をそそる商品説明文の設計まで主体的に取り組みました。

Point-3

生成AIツールと泥臭いレタッチの融合

FireflyとPhotoshopによる質感表現:

Adobe Fireflyの「ボード機能」を初導入し、プロンプトの試行錯誤からベースとなる少年と猫の美しいビジュアルを生成。そこからさらに、傘から滴り落ちる細かなしずくの量の調整や夕日を受けてキラキラと輝く草露の追加などをPhotoshopで細部まで泥臭くレタッチしました。AI任せにするのではなく、最終的なクオリティはデザイナーの手で追い込む制作手法を実践しました。

Outcome

素材の裏取りや権利関係の確認、仕様に沿った入稿データ制作など、自由な創作の中にも「商業デザイナーとしての規律」を持って取り組む重要性を学びました。AIツールを主体的かつ実験的に取り入れつつ、手技での最終調整で付加価値を生み出す、次世代のワークフローの確かな土台を築きました。